2012年10月14日日曜日

錬達叡々: 神社おそうじ隊、熊野見参!その1

2012.10.14~16 『 神社おそうじ隊 見参! 番外編・熊野』~その1~

2012-10-18 | 神社おそうじ隊 番外編・熊野

よみがえり



「熊野」という地を語る際、この言葉はよく用いられているようです。



今回、『神社おそうじ隊 見参!』では、年2回の「番外編」の、後半の場として「熊野」へと向かいました。

「熊野」は、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の熊野三山に代表される日本第一の霊場として知られています。
「伊勢に七度、熊野に三度」といわれ、中世~近世にわたる乱世の最中、熊野詣は庶民の念願でもあったのです。

『神社おそうじ隊 見参!』では、発足当初よりこの地を巡拝することを決めていました。



山々の織り成す緑は深く鮮やかで、海は碧く美しく、川は澄んでいました。
木々はまさに天と通じているごとくに静かに、しかし清冽に並び、岩や石はカミの霊力をまざまざと称えていました。
そして滝は、その轟く瀑音と留まることなき流れのなかに、死と生のさらにその先を感じさせるようでもありました。

訪れる前、私の心には、修験霊場としての熊野(古道)のイメージがありました。
それは、少なくとも優しくおだやか、というイメージではありませんでした。

実際に身と心を運んでみて、驚きました。
そこに流れる風の、何ともおだやかでやわらかいことに。









「よみがえり」

今回の『神社おそうじ隊 見参!』は、この言葉にピタッとはまる巡拝路であったように、思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿