その泉の見事さに、そこにいる誰もが思わず感嘆の声を挙げた
『泉神社』。
参道脇には「三峰神社」。
御祭神は、天速玉姫命(アメノハヤタマヒメノミコト)。
道を挟んだ「イトヨの里泉が森公園」では、イトヨ(糸魚)、ホタルも見られる。
そして、今日は磐座参拝。
その神社は、
『大甕倭文(おおみかしづ)神社』。
御祭神は、武葉槌命(タケハヅチノミコト)。
瓊瓊杵命(ニニギノミコト)といえば、天孫降臨。
葦原中津国(あしはらのなかつくに)を平定するために鹿島・武甕槌神と、香取・経津主神は地上に送られた、とされる。
『日本書紀』に
「二(ふたはしら)の神遂に邪神及び草木石の類を誅(つみな)ひて、皆已に平(む)けぬ。其の不服(うべな)はぬ者は唯星の神香香背男(かかせお)のみ。」
とある。
香香背男は、別名を天津甕星と呼ばれ、東国のみならず海上にまでその勢威は及んでいた、という。
武甕槌神、経津主神ですら、一説にはどうにもならなかったらしい。
この香香背男を破ったのは、この神社の御祭神、武葉槌命の「知恵」であったという…。
何度撮影しても、こうとしか写らない『宿魂石』。
ここに、香香背男の荒御魂を封印している、といわれている。
そして、この二日間のフィナーレとなる神社へ。
『熊野神社』。
御祭神は、天地創造の神伊邪那伎命(イザナギノミコト) 伊邪那美命(イザナミノミコト) 生産の神 熊野傍樟日命(クマノクスビノミコト)
神社の境内、「枝垂桜」のように地面近くまで枝が垂れている。
約30本という古木も、あたたかな春を待ちわびているような…。
…以上で、今回の『神社おそうじ隊 常陸見参!』は終了。
まずは、今回ご当地にて御参加いただいたSさんご夫婦、Tさんご家族、SさんYさん。
移動の際の運転、宿泊、地元ならではの情報ほか、とても安心して「おそうじ隊」を進めることができました。
本当に本当に感謝しております
ありがとうございました。
「常陸ノ國」といえば、やはり東国の要、というイメージがありました。
そして、実際に身と心をそこに運び、地元を愛する方々と共に「神社」を巡拝することで、その「虚」と「実」を改めて垣間みれたような,気もいたします。
また、「おそうじ隊」を主宰する側としては、ご当地の方に「この神社はオモシロい」「…ここは知らなかった…」というようなお言葉をいただくことは嬉しく、そこから新たな視点や興味が拓かれていくことのキッカケにでもなるのなら、それもまた嬉しく思います
おそらくは、近い将来「第二弾」があるような…気もいたします。
もしよろしければ、その際にもまた、宜しくお願いいたします
さて、『神社おそうじ隊 見参!』の今後の予定。
まず、三月は二十・二十一日で
京都へと。
今回は、
伏見~鞍馬・貴船を巡拝予定。
(こちらは締め切りました)
四月は二十一~二十三日で「特別編」。
今回は、
奈良へと。
大和三山・山辺の道・大神神社・石上神宮など、巡拝予定。
(こちらは、三月十五日まで受付いたします)
そして、六月には
福島県へと、見参いたします。
(ドシドシ募集中です)
三年目を迎え、いよいよ(ゆる~く)加速し始めた「神社おそうじ隊 見参!」
今後もさまざま予定しております。