2011年6月13日月曜日

錬達叡々:神社おそうじ隊、横須賀見参!その3

2011.6.13 「神社おそうじ隊 見参! 横須賀編」報告 その三

2011-06-21 | 神社おそうじ隊・相模ノ國編

午後。。。
目的地は、『八雲神社』
こちらは、地元・Iさんにとって大切な聖地でもあり。。。




見事な漆喰の金龍

ご祭神は、須佐男命。
かつては、修験の場であり、祈祷寺だったらしい。

その名残…ともいえる、不動明王像。



こちらでも、大祓詞、そして不動真言を唱えさせていただきました。

空間の密度が濃く、ここがかつては行(ぎょう)の場であったことを窺わせる、ヒシヒシとした気。
現在では、周囲を民家やマンションが囲んではいます。
しかし、そういったことは、やはり関係ないのです。。



それから、再び『ポンポン船』にて、西叶神社まで戻り、



車にて向かったのは『鴨居八幡神社』





ご祭神は
八幡神社:譽田別尊(ほんだわけのみこと)(第15代應神天皇)
須賀神社:素盞嗚尊(すさのおのみこと)
境内社: 天満社(てんまんしゃ)(天神さま) 稲荷神社
相  殿: (同じ社殿の中にお祀りされていること。) (あいどの) 大鳥(おおとり)神社
金刀比羅 (ことひら)神社
神明(しんめい)社
近戸(ちかど)社
御霊(ごれい)神社
亀崎(かめざき)神社
東照(とうしょう)神社

こちらは、お祭りの御神輿が海に入ったりと、エキサイティングらしいです
叶神社もそうでしたが、そこに「活気」を大いに感じる空間、でした。。。




そして、この日最後にお招きいただいたのは、『走水神社』





こちらの神社は、有名な某スピリチュアル・カウンセラーの方により紹介され、
一躍知られることとなった模様。
(でも、地元ではそれ以前から有名…当たり前ですけれど






ご祭神は、日本武尊(やまとたけるのみこと)弟橘媛(おとたちばなひめ)

「走水(はしりみず)」は『古事記』『日本書紀』においても出てくる地名。
観光名所でもある観音崎ともほど近く、社殿へ登っていく石段からは、一段ごとに
海を広く見渡せます。。。

本殿からさらに脇へ抜けていくと、祠が出現。


諏訪神社 
神明社
須賀神社


この空間にて大祓詞を奏上させて、いただきました。。。
人により、この空間の印象は大きく分かれるだろうな…とひそやかに想いつつ。。




帰り際に撮影した写真。
まったく同じ地点で、このほんの10秒前に撮影したのが、「その一」の一番下のもの。

かように、現象の織り成す作用は、いつも変転しているのだなと、改めて実感。。。



さて、
二月の津久井郡、四月・番外編の伊勢、そして今回。

「神社」とは、「想い」「いのり」を通じて、「カミサマ」とつながる空間です。

「カミサマなんていない」「いや、人のなかに存在するのだ」的な、明確な答えの出しようのない
理屈をこねくるのもほどほどに、まず自らが自らの身と心をその「場」に置く。
そして、その空間、その波動を文字通り「体感」する。

「体感」することで、心身にはそれ相応の認識が生まれます。
既成概念によって頭でこねくった思考ではなく、感じたその瞬間に流れるように沸き立つ「想い」。
それは、概念という牢獄から解き放たれた、純粋性の際立つ清らかな波動を発していることでしょう。


その「想い」は、ここでいう「おそうじ」ということにつながっていくのです


今回の「おそうじ隊」にて、活動の方向性は確たるものとなったように思います。
それも、御参加いただいた御二方の真摯なる姿勢のおかげです。
今回の御参加、本当にありがとうございました


次回は、8月。
行く先はまだ未定ですが、ご興味あればお声かけください。

そして、その流れが、9月の「出雲」へと続いていきます。。。

錬達叡々:神社おそうじ隊、横須賀見参!その2

2011.6.13 「神社おそうじ隊 見参! 横須賀編」報告 その二

2011-06-18 | 神社おそうじ隊・相模ノ國編

さて、舞台は黒船来航の地、浦賀に。
そう考えると、日本の歴史の、大きな転換地点でもあるのだなと、ふと思う…。。

西と東、対岸で向き合うように存在している『叶神社』に。






眼をひく見事な社殿彫刻








御祭神は

誉田別尊(応神天皇)
比売大神
息長帯比売命(神功皇后)  
   以上併せて八幡大神と尊称する。

とあります。


奥の頂を登り、大祓詞奏上



般若心経まで(ボソッ)。



そのあと、地元のIさん曰く「ポンポン船」で、対岸、東の叶神社へ。。









御祭神は、誉田別命(第15代応神天皇)

社殿にて参拝。
その後、脇の階段にて明神山を石段にて登り、奥の院へ。

この石段、けっこう長く、たぶん200段以上はあったような…。
みなさんけっこう大変そうでしたが、ワシワシと登っておられました








こちらの社叢林は、県指定の天然記念物だそう。

そのなかに確かに佇む、奥の院。

こちらでも、大祓詞&岩笛を…。
(あ、ドニパトロを鳴らしていた方もいたな…


…この西と東の叶神社は、今でも関係は深いそうです。
なんでも、「縁結び」でも有名だとか…。

ずっとずっと、人々に親しまれてきた神社。
そうした「場」は、独特の『活きた』気を発しているものです。

何ともいえぬ、ぬくもりのような気持ちを心に覚えながら、午前の「おそうじ」活動を
終えました。。。



ランチは、「地元では知らない人のいない」とポンポン船の船頭さんがいわれていた
イタリアンレストランへ
そういう「場」を満喫するのが「おそうじ隊」なので、迷わずそこに

写真は失念してましたが
地元の方がひっきりなしに来店する、美味しいお店でした。



ということで、次回へ…

錬達叡々:神社おそうじ隊、横須賀見参!その1

2011.6.13 「神社おそうじ隊 見参! 横須賀編」報告 その一

2011-06-15 | 神社おそうじ隊・相模ノ國編

「神社おそうじ隊 見参!」。

この活動は、人間の持つ大いなる働きともいえる、意識に深く積み重ねられてきた

「想い」「いのり」

を原点として、神職のいわば本領ともいえる「カミ」と「ヒト」との仲執り持ちを
させていただいています。


この活動は、原則的に二ヶ月に一度。
しばらくは神奈川県内を巡ることになっています。
そして、番外編として年に一、二度、神奈川県を離れ、神話や歴史の主要な舞台である
日本各地を転々とします。
今年は、すでに四月の「伊勢」を終え、九月の「出雲」を予定しています。



今回は神奈川県横須賀市住吉神社を起点として、そこから
縁によってつながれし様々な神社へと、導かれていきました。






今回隊員として御参加頂いたのは、この地を地元として育ったIさんと、この地と縁の深いMさん。
このお二人の御陰様にて、とても中身の濃い参拝ロードとなりました




社殿はこのような感じです。

今回の行く先は…と聞いて調べてみたら、こちらにご縁がつながりました。
「なぜここに…?」と問われても、それは私もよくわかりません。。。
そういったことを問うことに、さして意味を感じもしませんし

今回のご縁の感謝をお伝えし、皆で大祓詞を奏上。



さて、、
「神社おそうじ隊」のコンセプト(というほどのこともないが)は、

「その地域、その〈場〉を満喫する」

というもの。
それは、神社であり、街であり、山であり、海であり、ヒトであり、食べ物であり…
そうした行動原理を心のどこかにちょっと携えておくことで、より深く、より濃い
「おそうじ」になるのではないかと、思いますので。。。

朝少しパラついていた雨も落ち着き、ここからまさにそのコンセプト通りの、
横須賀満喫ロードとなりました。

いや、あまりに『濃い』ので、三回くらいに分けてお伝えいたします。

どれくらい『濃い』のかというと、、、
たとえば、この日最後に訪れた「走水神社」では、



こういう写真が撮れましたし、、、
…ということで、次回

4 コメント


Unknown (小豆)
2011-06-15 20:00:46
興味深い写真が撮れたとはうかがっていましたが、
目には見えない次元の光までも内包する、
本当にすばらしいものですね!

続きが楽しみです!!
コメントありがとうございます。 (田村)
2011-06-16 10:28:32
小豆様

見えるもの見えないもの…という分別も
意味を成さないですね。。

この写真に限らず、やはり神域とはそういう
由縁あってのものだなと、思います。

では、よろしくお願いいたします。
産土神社さん (chie)
2011-06-23 17:32:39
田村せんせ!
先日はありがとうございました。
こちらも、必死に
ちょっとだけ日記書きました=))
こちらで勉強になります。
感謝m(__)m
コメント、ありがとうございます。 (田村)
2011-06-23 20:52:32
chie様

先日は、まことにありがたき時間をいただけました
おかげさまで、一気に横須賀のカミサマ方が身近に感じられるようになりました

ブログも拝見
http://ameblo.jp/cuprite/entry-10931130115.html

またの機会、楽しみです