2011年9月18日日曜日

錬達叡々:番外編2 出雲見参!エピローグ

2011.9.13~14 「神社おそうじ隊 見参! 番外編~出雲~」 エピローグ

2011-10-17 | 神社おそうじ隊・番外編 出雲

さて、、、
今回も、非常にありがたい時間をいただけた出雲での『神社おそうじ隊 見参!』。

出雲から夕方、飛行機にて東京・羽田空港に舞い戻りました。
そこで、同じ便で東京に戻った、私も含めた四名。
そのまま解散も何となく味気なく、空港上にてみなで食事をすることに


…しかし…
…実はその前に…

羽田空港第一ターミナルビルには、知る人ぞ知る、ある「神社」が、あります。




こちらの『羽田航空神社』

航空界発展の諸々の御霊を祀られているとのこと。
東京国際空港ターミナルビルの増改築に伴い、日本航空協会の御分霊を勧請され、ここに神社建立となったよう。。。

私、到着口から出てすぐにトイレに行きましたところ、「神社」の文字が眼に入りました。
行ってみたらば確かにそこには…。




中は真っ暗なのだけれど、突撃隊でもある副長がフラッシュ撮影

謹んで参拝させていただきました




そして、食事の後、しめやかに解散
本当にありがとうございました…という思いを胸に、さてリムジンバスはと…

…だいぶ、時間があることが判明
待つのもアレなので、、、他のルートを、、、と探し、そこに行ってみるもことごとくナゼかアウト
本当に、あっちもこっちも、ナゼか合わない…。

ちなみに、羽田発リムジンバスは、東京全域や横浜など、かなりの広範囲をカバーしています。
なので、ひとつのルートに固執せず、柔軟に考えれば、あまりフツウ苦労なく乗れるはず、なのです。

しかし…
結局、一人で一時間くらい、空港内をウロウロしてました


これを副長にお話させていただいたら、「ああ、それは今回の情報をあの場にダウンロードしていたのでは
…と、シメシメ風に、云われました…
まあ、そういうものなのでしょ…う。。。




と、珍妙なエピソードの「おまけ」まで付いた、今回の『神社おそうじ隊 見参!~番外編・出雲~』

何はともあれ、全九名にて大きな滞りもなく、大変に素晴らしき道行きとなりました
御参加いただいた隊員の皆様、そして、そこに関わるすべての紡がれし縁に、感謝をさせていただきたいと、思います。


何はともあれ、番外編はまた来年
更なる動きを、させていただきたいと、思います。。。

錬達叡々:番外編2 出雲見参!その7

2011.9.13~14 「神社おそうじ隊 見参! 番外編~出雲~」 その七

2011-10-12 | 神社おそうじ隊・番外編 出雲

本殿そのものが国宝となっている、『神魂(かもす)神社』
天正十一年(1583年)に建てられたとのこと。
出雲国造の祖・天穂日命(あまのほひのみこと)降臨の地、でもある。



主祭神は伊弉冊(いざなみ)大神、合祀・伊弉諾(いざなぎ)大神。

こちらで行われている「火継神事」は、「大嘗祭」と共通点も多いとのこと。
それもまた、興味を促されます。。。

貴布禰稲荷両神社、本殿左右に境内社も多く、紡がれてきた歴史を物語る。。。

少し離れた場所に秋葉社があり、その御前にて今回最終となる大祓詞奏上。



響き渡る、奏上の声。

ある意味、「出雲」という場を象徴しているのかな…と、あとでふと思いました。
決して華やかではないのだけれど、重厚さというか、ゆるみなき何かがそこにあるかのような。。。





古代出雲の中心部にあたるこの『神魂神社』をもって、今回の「神社おそうじ隊 見参!」は『とりあえず』の閉幕。


まずは、、、
今回隊員となっていただいた皆様

Aさん、Fさん、Iさん、Kaさん、Koさん、Kuさん、Tさん

皆様のおかげさまにて、実のギュッと詰まった感じの、充実した「おそうじ」となりました。
謹んで御礼申し上げさせていただきます。

特に、FさんとKuさんは、車を出していただき、運転までも…。
今回効率よく廻れたのも、そうした背景はあってのこと。
本当に、ありがとうございました




いわゆる「ツアー」とは違い、懇切丁寧な説明もなければ、形式に沿った参拝をさせていただくワケでもありません。

ただ、カミサマの御前にて頭を下げ、「いのる」…
ただただ、いまを生き生かされていることを感謝する…

いってみれば、ただこれだけで、あとは本当に個々それぞれ

でも、それが本当はどれだけ内面にパワーを湧き上がらせるのか…


そうした「感覚」をこそ大切にしていることは、今回もまた言わずとも伝わっていたように、思います。。。


今回のご同行、本当にありがとうございました
できますれば、またの機会にもご同行できましたら、嬉しく思いま…

…あ、そうそう

来年、また「出雲」にありがたくも見参!させていただけるんですよね
たぶん、四月かな…

それと、

実は東京に戻ってからも、まだこの流れは続いていたのでした…
それは「エピローグ」として、後日…




最後に松江で食べたかき氷、美味しかったな…
ちなみにわたくしは、宇治金時ソフト

錬達叡々:番外編2 出雲見参!その6

2011.9.13~14 「神社おそうじ隊 見参! 番外編~出雲~」 その六

2011-10-06 | 神社おそうじ隊・番外編 出雲

「神社おそうじ隊 見参!」では、『その地域・地方を満喫する』ということを大切にしています。

確かに神社参拝が主目的であるのですが、それだけでは片手落ち。
どのような神社であっても、その地域、その地方の風土と無関係ではありません。
人、モノ、土、海、空気…それらすべてが渾然一体として存在し、「神社」はそれらとのつながりが
あってはじめて「神社」足り得る…と、思うのです。

日本のカミは「八百万(やおよろず)」。
そこにある鉱物に「カミ」を感じとる感性は、自然豊かな風土と、無関係ではないでしょう。


…ということで、昼食は「海鮮」というのが私のリクエスト
そのワガママに、ダブルサルタヒコオオミカミの一角、地元Fさんがお応えいただき、何とも
豪快かつ豪華な海鮮づくしとなりました

ワガママ言う方も言う方ですが、、、本当にありがとうございました



ドロエビやら何やら、本当にこの辺りの海で穫れたものばかり。
そこに天ぷら付きのセット

みなさん、歓声をあげながらの賑やかな昼食でした
(お店気になる方は、ご連絡ください



昼食を済ませ、向かった先は…出雲国一之宮である『熊野大社』



出雲というと、「出雲大社」が一之宮…と、勝手にそう思いこんでいましたが、実はこちらの
『熊野大社』が格上にあたるとのこと。
詳しい(実際のところの)経緯は…まあ、いろいろあったのでしょう。。。

御祭神は

伊邪那伎日真名子(いざなぎのひまなこ)
加夫呂伎熊野大神(かぶろぎくまのおおかみ)
櫛御気野命(くしみけぬのみこと)

ちなみに、この「くしみけぬのみこと」は、「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」の別神名になるらしい。。
出雲といえば、やはりこのカミサマなのですね。




一之宮であるのだけれど、いわゆる大仰なところのあまりない、それでいて清潔感のある落ち着いた気流。

こちらでは、拝殿の中にて参拝。



人々の想いの集積。
その波動が、深く深く感じられた神社でした。。。。




さて、このあとは、いよいよ今回のラスト。

『神魂神社』

に、向かいます



錬達叡々:番外編2 出雲見参!その5

2011.9.13~14 「神社おそうじ隊 見参! 番外編~出雲~」 その五

2011-09-26 | 神社おそうじ隊・番外編 出雲



島根県松江市美保関にて、諸手(もろた)舟神事と青柴垣(あおふしがき)神事で知られる「美保神社」
こちらの神社は出雲御三社のひとつとされています。
ある意味では今回の『神社おそうじ隊 見参! 番外編』の中心たる神社であったのかも、しれません。

…というのも、今回御参拝させていただく神社を「気」で調べる段階で、まず最初に強いアピールをもって
感応したのが、「美保神社」でした。
その後、「出雲大社」など、出雲を初めに訪れるにあたり外せない候補地をまとめていく段階で、この「美保神社」だけは、
別格に離れていることに気づきました。
地図上では他の候補地は、比較的島根半島の西側に位置しているけれど、「美保神社」は東端。
まったく土地勘も何もない、わたくし
その時点では、残念ながら今回は見送りにすることに、していました。。。

しかし…
「その一」にも記した、今回の「おそうじ隊」全員集合の場である博物館において、その見解は一変…

地元参加の二人の隊員(今回の先導者なので)ダブルサルタヒコオオミカミ曰く

二人「Hに行くよりもっ、絶対に美保神社オススメですよっ」
わたくし「え…でも車で行くのは大変では…他に行けないような…」
二人「い~え、大丈夫です!!」

…と、具体的な所要時間までご提示いただき、「それならば…」と、予定変更をその場で決定
急遽、二日目は今回は見送りと一旦は決めていた「美保神社」へ参拝と、相成ったのでした。。。
しかし、このあまりに出来過ぎな展開は…やはり。。。


こちらの御祭神は

三穂津姫命(ミホツヒメノミコト)
高天原の高皇産霊神の御姫神、大國主神の御后神
事代主神(コトシロヌシノオオミカミ)
須佐之男命の御子孫、大國主神の第一の御子神

…御祭神には、姫神さま。
そういえば、奈良でも似たようなことがあったな…。

ともあれ、
この現象世界に、いわゆる「偶然」はなく。
こうなるように、なっていたのです…ね


さて、

「美保神社」到着前により、相当に背中にゾクゾクと電流の流れていたわたくし。
鳥居のすぐ目の前が港であり、その鳥居に足を踏み入れたその瞬間は、もはや忘れることはないでしょう。



あたたかく、やわらかく、そこにいる人々をやさしく包むかのような波動。

神社というのは、たとえば同じ御祭神を祀っていたとしても、そこに形成されている波動は一様ではありません。
その場、その地、その環境、そして「どのように祀られてきたのか」で、明らかに宿りし性質は異なります。

この「美保神社」は、神代の頃より現在まで、本当に深く敬われてきたのでしょう。
そのやわらかな波動に、「ああ、ここにずっといたいな」と、思えてしまいます。
境内も、そして社殿も美しく、いわゆる「キレイ」というのとはまた違う清潔感に満ちていました。

先ほど記した二つのご神事(諸手舟、青柴垣)は、国譲り神話を背景にもつとのこと。
いづれ…。



このあと、ここから車で数分、島根半島最東端「美保関灯台」のある地蔵崎へ。





この景観の見事なこと。。。
言葉を失うとは、まさにこのこと。。。
穏やかな日本海を一望するというのは、個人的にかなり憧れに近く、それがこのような
カタチで実現するというのも、、、何ともありがたいこと



今回のダブルサルタヒコノオオミカミの一角、Ta隊員曰く「ドーーンときますよ」という地点に皆で立ちました。



美保関灯台の裏手、ちょうど崖になっているところに鳥居があります。
鳥居の先は海しかありませんが、ちょうど磐座(いわくら)のように、「地之御前」と呼ばれる島があります。



灯台近くということもあり、航海の安全を願う顕れなのだと思いますが、鳥居の正面に立つと本当に「ドーーン」と
いう感じでした。。。


聞けば、これだけこの地方が晴れるというのは、そうそうないことらしく。。。

空と海。
天地自然、あらゆるカミサマ方に大いなる歓迎をしていただいたなと、今にして思う。。。



さて、このあと昼食~フィナーレへと向かうワケですが…
ここから先も、サプライズに囲まれつつ、「おそうじ隊」は進撃しました