2011年12月30日金曜日

錬達叡々: 神社おそうじ隊、秦野見参!&2011年総括

2011.10.4 「神社おそうじ隊」~秦野編~報告&神社おそうじ隊総括

2011-12-30 | 神社おそうじ隊・相模ノ國編

さて、年末押し迫ったこの時期に本年10月の「神社おそうじ隊」報告
実は、これには理由があります。。。


実は、今回わたくし…デジカメと御朱印帳を一式丸ごと忘れておりまして…
忘れていたことに気づいたその直後には開き直って、携帯で撮影することも
今回はしないことに決め…(それはつまり、副長から写真拝借することもしないということ
ただただ、その「場」と「空間」を満喫させていただきました

この日、わたくしが気で行き当たったのは、『須賀神社』
秦野市の中腹、田舎道を行き、道が細々と続くなかにハタと出現する、といった手合いでした。
こちらの御祭神はスサノオノオオミカミ。

そして、ご神水「井之明神水」で名高い『曽屋神社』
御祭神は

水波能売命(ミズハノメノミコト)
伊邪那美命(イザナミノミコト)
誉田別命(ホンダワケノミコト)
事代主命(コトシロヌシノミコト)
加茂別雷命(カモワケイカツチノミコト)
菊理比売命(ククリヒメノミコト)

隣接して『護国神社』『井之宮正一位福徳稲荷』と鎮座されていました



そして、「関東三大稲荷」として名高い『白笹稲荷神社』
こちら、そのご神威は足を運べばおわかりになることでしょう。

御祭神は

宇迦之御魂命(ウカノミタマノミコト)
大宮売命(オオミヤメノミコト)
猿田彦命(サルタヒコノミコト)


そして、この辺りで有名な「白笹うどん 多奈加」で、うどんを堪能
いや、ウワサに違わず、野趣溢れる趣の美味しいうどんでした


そのまま、副長のいつもの「ココ」の一声で、『今泉神社』へ。
御祭神は

健御名方命 ( タケミナカタノミコト )
品陀和気命 ( ホムダワケノミコト )


そこからほど近い場所に、今年縁深きかな、『出雲大社相模分祠』 は、あります。
御祭神は

大国主大神(オオクニヌシノオオミカミ)
事代主大神(コトシロヌシノオオミカミ)
合祀祭神二十八柱

明治二十一年に島根御鎮座、出雲大社の第八十代国造・千家尊福公の要請を受けての御鎮座。



そして、最後に当初より気になっていた、秦野市内最古ともいわれる『健速神社』に。
御祭神は…ああ、やっぱりのスサノオノオオミカミでした。

今年は、さまざまな意味でスサノオノオオミカミとの御縁をいただいたなと、思います。。。


今回の隊員は、二名。
ほとんどレギュラー、筆頭隊員といってもよいIさんと、今回初参加のOさん。
車内も、にぎやかでした
行きも帰りも、高速道路のサービスエリアとしては有名な「海老名サービスエリア」に寄り、「おそうじ隊」の
コンセプトである「地元満喫」も、うどんとともにバッチリでしたね

今回御縁頂き、本当にありがとうございます



さて、、、


このカテゴリーの最初の記事にあるように、本年二月から始まった「神社おそうじ隊」
当初、「続くのか」と思われたプランでしたが…何ともありがたいことに、けっこう好評をいただけております

神職二名、特にガイドするでもなく、何か特別なことをするでもない。
神域に足を運び、その「場」と「空間」を感じる…。
そして、ただただいまここに在る、敬意と感謝を奉じ、いのる…。
ただそれだけなのですが、やはり楽しいのですよ、ね

人というのは、それでいいはず、なのですし


本年、御縁頂けました皆様、本当にありがとうございます

世間的な意味でも、いまを生きる私たちにとって、大変に意味深い一年でありました。
浮き世というくらいに、世間的には清濁混在した、浮いた「情報(しらせ)」が流れゆき、
人はその性質上、それによって揺り動くものでもあります。
この傾向は、来る年には更に更に加速するのでしょうけれど、、、アセることもありません。

そうした時代であるからこそ、ワクワクするもの。

「神社おそうじ隊」は、来年更にパワフルに、動きます



年明けは、二月二十一日、始動です
何とぞ宜しくお願いいたします

2011年9月18日日曜日

錬達叡々:番外編2 出雲見参!エピローグ

2011.9.13~14 「神社おそうじ隊 見参! 番外編~出雲~」 エピローグ

2011-10-17 | 神社おそうじ隊・番外編 出雲

さて、、、
今回も、非常にありがたい時間をいただけた出雲での『神社おそうじ隊 見参!』。

出雲から夕方、飛行機にて東京・羽田空港に舞い戻りました。
そこで、同じ便で東京に戻った、私も含めた四名。
そのまま解散も何となく味気なく、空港上にてみなで食事をすることに


…しかし…
…実はその前に…

羽田空港第一ターミナルビルには、知る人ぞ知る、ある「神社」が、あります。




こちらの『羽田航空神社』

航空界発展の諸々の御霊を祀られているとのこと。
東京国際空港ターミナルビルの増改築に伴い、日本航空協会の御分霊を勧請され、ここに神社建立となったよう。。。

私、到着口から出てすぐにトイレに行きましたところ、「神社」の文字が眼に入りました。
行ってみたらば確かにそこには…。




中は真っ暗なのだけれど、突撃隊でもある副長がフラッシュ撮影

謹んで参拝させていただきました




そして、食事の後、しめやかに解散
本当にありがとうございました…という思いを胸に、さてリムジンバスはと…

…だいぶ、時間があることが判明
待つのもアレなので、、、他のルートを、、、と探し、そこに行ってみるもことごとくナゼかアウト
本当に、あっちもこっちも、ナゼか合わない…。

ちなみに、羽田発リムジンバスは、東京全域や横浜など、かなりの広範囲をカバーしています。
なので、ひとつのルートに固執せず、柔軟に考えれば、あまりフツウ苦労なく乗れるはず、なのです。

しかし…
結局、一人で一時間くらい、空港内をウロウロしてました


これを副長にお話させていただいたら、「ああ、それは今回の情報をあの場にダウンロードしていたのでは
…と、シメシメ風に、云われました…
まあ、そういうものなのでしょ…う。。。




と、珍妙なエピソードの「おまけ」まで付いた、今回の『神社おそうじ隊 見参!~番外編・出雲~』

何はともあれ、全九名にて大きな滞りもなく、大変に素晴らしき道行きとなりました
御参加いただいた隊員の皆様、そして、そこに関わるすべての紡がれし縁に、感謝をさせていただきたいと、思います。


何はともあれ、番外編はまた来年
更なる動きを、させていただきたいと、思います。。。

錬達叡々:番外編2 出雲見参!その7

2011.9.13~14 「神社おそうじ隊 見参! 番外編~出雲~」 その七

2011-10-12 | 神社おそうじ隊・番外編 出雲

本殿そのものが国宝となっている、『神魂(かもす)神社』
天正十一年(1583年)に建てられたとのこと。
出雲国造の祖・天穂日命(あまのほひのみこと)降臨の地、でもある。



主祭神は伊弉冊(いざなみ)大神、合祀・伊弉諾(いざなぎ)大神。

こちらで行われている「火継神事」は、「大嘗祭」と共通点も多いとのこと。
それもまた、興味を促されます。。。

貴布禰稲荷両神社、本殿左右に境内社も多く、紡がれてきた歴史を物語る。。。

少し離れた場所に秋葉社があり、その御前にて今回最終となる大祓詞奏上。



響き渡る、奏上の声。

ある意味、「出雲」という場を象徴しているのかな…と、あとでふと思いました。
決して華やかではないのだけれど、重厚さというか、ゆるみなき何かがそこにあるかのような。。。





古代出雲の中心部にあたるこの『神魂神社』をもって、今回の「神社おそうじ隊 見参!」は『とりあえず』の閉幕。


まずは、、、
今回隊員となっていただいた皆様

Aさん、Fさん、Iさん、Kaさん、Koさん、Kuさん、Tさん

皆様のおかげさまにて、実のギュッと詰まった感じの、充実した「おそうじ」となりました。
謹んで御礼申し上げさせていただきます。

特に、FさんとKuさんは、車を出していただき、運転までも…。
今回効率よく廻れたのも、そうした背景はあってのこと。
本当に、ありがとうございました




いわゆる「ツアー」とは違い、懇切丁寧な説明もなければ、形式に沿った参拝をさせていただくワケでもありません。

ただ、カミサマの御前にて頭を下げ、「いのる」…
ただただ、いまを生き生かされていることを感謝する…

いってみれば、ただこれだけで、あとは本当に個々それぞれ

でも、それが本当はどれだけ内面にパワーを湧き上がらせるのか…


そうした「感覚」をこそ大切にしていることは、今回もまた言わずとも伝わっていたように、思います。。。


今回のご同行、本当にありがとうございました
できますれば、またの機会にもご同行できましたら、嬉しく思いま…

…あ、そうそう

来年、また「出雲」にありがたくも見参!させていただけるんですよね
たぶん、四月かな…

それと、

実は東京に戻ってからも、まだこの流れは続いていたのでした…
それは「エピローグ」として、後日…




最後に松江で食べたかき氷、美味しかったな…
ちなみにわたくしは、宇治金時ソフト

錬達叡々:番外編2 出雲見参!その6

2011.9.13~14 「神社おそうじ隊 見参! 番外編~出雲~」 その六

2011-10-06 | 神社おそうじ隊・番外編 出雲

「神社おそうじ隊 見参!」では、『その地域・地方を満喫する』ということを大切にしています。

確かに神社参拝が主目的であるのですが、それだけでは片手落ち。
どのような神社であっても、その地域、その地方の風土と無関係ではありません。
人、モノ、土、海、空気…それらすべてが渾然一体として存在し、「神社」はそれらとのつながりが
あってはじめて「神社」足り得る…と、思うのです。

日本のカミは「八百万(やおよろず)」。
そこにある鉱物に「カミ」を感じとる感性は、自然豊かな風土と、無関係ではないでしょう。


…ということで、昼食は「海鮮」というのが私のリクエスト
そのワガママに、ダブルサルタヒコオオミカミの一角、地元Fさんがお応えいただき、何とも
豪快かつ豪華な海鮮づくしとなりました

ワガママ言う方も言う方ですが、、、本当にありがとうございました



ドロエビやら何やら、本当にこの辺りの海で穫れたものばかり。
そこに天ぷら付きのセット

みなさん、歓声をあげながらの賑やかな昼食でした
(お店気になる方は、ご連絡ください



昼食を済ませ、向かった先は…出雲国一之宮である『熊野大社』



出雲というと、「出雲大社」が一之宮…と、勝手にそう思いこんでいましたが、実はこちらの
『熊野大社』が格上にあたるとのこと。
詳しい(実際のところの)経緯は…まあ、いろいろあったのでしょう。。。

御祭神は

伊邪那伎日真名子(いざなぎのひまなこ)
加夫呂伎熊野大神(かぶろぎくまのおおかみ)
櫛御気野命(くしみけぬのみこと)

ちなみに、この「くしみけぬのみこと」は、「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」の別神名になるらしい。。
出雲といえば、やはりこのカミサマなのですね。




一之宮であるのだけれど、いわゆる大仰なところのあまりない、それでいて清潔感のある落ち着いた気流。

こちらでは、拝殿の中にて参拝。



人々の想いの集積。
その波動が、深く深く感じられた神社でした。。。。




さて、このあとは、いよいよ今回のラスト。

『神魂神社』

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