天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみのみたま)
ニ、ご鎮座地
伊雑宮は三重県志摩郡磯辺町大字上之郷に鎮座しています。三重交通バス伊勢道路経由30分「川辺」下車徒歩約10分、または近鉄志摩線上之郷駅下車徒歩約3分で社頭に達します。
三、ご鎮座の由来と沿革
伊雑宮は、一般には「イゾウグウ」とか「イソベさん」とよばれ、皇大神宮(内宮)の別宮であり、古くから皇大神宮の遙宮(とおのみや)と称せられています。
当宮の創立は、約2000年前の第11代垂仁天皇の御代のことであります。皇大神宮ご鎮座の後、倭姫命(やまとひめのみこと)が御贄地(みにえどころ=皇大神宮へ奉る御供物を採る所)をお定めになるため、志摩国をご巡行の際に、伊佐波登美命(いざわとみのみこと)が奉迎して、この地に当宮を創建して、皇大御神の御魂をおまつりしたと伝えられています。『万葉集』に「御食(みけ)つ国、志摩の海女ならし、真熊野の小船に乗りて、沖辺漕ぐ見ゆ」とも歌われているように、志摩の国は風光麗しく、海産物に富み、古来神宮と朝廷のご料を貢進した地です。
四、御田植式(おたうえしき)
伊雑宮の御田植式は志摩地方第一の大祭で、一般に「御神田(おみた)」といわれ、国の重要無形民俗文化財です。宮域の南に隣接するご料田(作付面積1,643m2)で毎年6月24日(6月月次祭当日)に行われます。
鎮座地磯部町の各大字(おおあざ)の人々が毎年交代して奉仕します。極めて古雅な神事で、日本三大田植祭の1つといわれています。式は午前10時から始まり、全部終わるのは午後4時をすぎます。式次第はまず奉仕員一同そろって伊雑宮に参拝、修祓(しゅはつ)を受けて御田に向います。その順序は先頭に、エブリ指(さし)2人、立人(たちうど)6人(以上は20歳代の青年で、菅笠(すげがさ)を戴き中形の襦袢(じゅばん)を着て、紺(こん)の股引(ももひき)に手甲(てっこう)をつけます)。その後をささら摺(すり)2人(10歳前後の少年で管笠を被り、モスリンの派手な襦袢の脚絆(きゃはん)をつけます)。次に早乙女6人(12、3歳から15、6歳の少女で、顔に白粉(おしろい)をつけ、まゆをひき、菅笠を被(かぶ)り、白装束の上に緋(ひ)の襷(たすき)をかけます)。ついで、太鼓打1人(7、8歳の童男で、かつらを被り、作り眉をして少女に扮装(ふんそう)し、御田の中では田船に乗ります)。次に笛2人、太鼓(おど)1人、、小鼓(こど)1人、謡6人(以上10人は青年男子にて素襖烏帽子(すおうえぼし)を着けます。)行列は以上の通りで、一同跣足(はだし)です。御田の西側の畦(あぜ)に長さ11mほどの太い青竹1本が杭(くい)に縛って立てられ、竹の先端に大うちわ(磯部ではゴンバウチワという)がつけられています。
やがて立人、早乙女等が御田に下り、手を取り合い苗場を3周半し、苗取りが始まります。苗取りが終わると立人が青竹を杭から解き、3度扇(あお)いで御田の中心に向って倒すと、近郷漁村の青年たちが下帯姿になって田に入り、竹の奪い合いを行います。その争奪の有様は頗(すこぶ)る勇壮です。その竹を持ち帰って船霊(ふなだま)に祭り大漁満足、海上安全のお守りにする信仰があります。
竹取りが終わるといよいよ御田植が始まり、1列に並んで植えながら退いて行きます。その間、謡方、鼓方、笛方、ささら方、太鼓方が調子をそろえて囃(はや)し立てます。半分を植え終わった頃、一旦休憩し、ささら方2人が田の中で舞踊をします。これを早取挿(さいとりさし)といいます。この間一同、若布(わかめ)の肴(さかな)で小宴を行います。さらにつづいて残りを植え終ります。そのあと一同列を整え、「踊り込み」という躍りで練りながら再び伊雑宮に進み童男の納めの仕舞で御田植式が終わります。
お田植歌
一、目出度(めでた)目出度の御神田を植えて、踊り込むぞえ宮様へ
一、今年しゃ豊年穂に穂がさいて、桝(ます)は取り置け箕(み)で量る
一、エブリ立人早乙女たちが、植える姿は百合の花
【伊勢の神宮HPより】
さあ、やっとこ着いたのは、内宮から遠く離れた場所で天照大神の魂を祀ることから 「天照大神の遙宮」(とおのみや)とも呼ばれる伊雑宮【天照坐皇大御神御魂】
ここは到着した時から大風
ある意味今回の伊勢参拝で一番KEYなポイントといっても過言ではないスポット
全員でご挨拶を済ませ、もう次の宮に移動しようかというところでもう一度風を観じてみると
やっぱりご挨拶する場所がまだ残っているよう
そうですそうです ここは数ある別宮の中でも、神田を持つ唯一の別宮そこにご挨拶しないわけはありません
すると、ありましたありました 素晴しい神域 御神田が
イメージですが、トトロの種蒔きの儀式のように、
あっという間に豊かな黄金の稲穂がたわわに実るようでした
ここは到着した時から大風
ある意味今回の伊勢参拝で一番KEYなポイントといっても過言ではないスポット
全員でご挨拶を済ませ、もう次の宮に移動しようかというところでもう一度風を観じてみると
やっぱりご挨拶する場所がまだ残っているよう
そうですそうです ここは数ある別宮の中でも、神田を持つ唯一の別宮そこにご挨拶しないわけはありません
すると、ありましたありました 素晴しい神域 御神田が
イメージですが、トトロの種蒔きの儀式のように、
あっという間に豊かな黄金の稲穂がたわわに実るようでした
やはり内宮からスタートした今回の参拝順路、
そして猿田彦神社の御神田、そして御塩殿神社の塩田、
そしてこの伊雑宮の御神田、
この三点の参拝を持ってしてこそ 今回の 『 神社おそうじ隊、見参!』 ならではの確かな手応えがあるように思いました
さあ、お次は距離的には近いはずなのに、なぜ~かなかなか辿り着けなかった天岩戸神社へGO
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