2011年4月14日木曜日

伊勢 : 皇大神宮内宮

≪伊勢1日目≫
内宮猿田彦神社・御神田月読宮倭姫宮


皇大神宮(こうたいじんぐう)は通称「内宮」とも申し上げ、神路山・島路山を源とする五十鈴川の川上に鎮座しています。ご祭神は、天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)。このご神名はお祭りに際して神前で畏まって称え申し上げる最高のご名称で常には皇大御神や天照大御神と申し上げています。
 わが国最初の正史(せいし)『日本書紀』(にほんしょき)の伝えによりますと、皇大御神は光華明彩(ひかりうるわ)しく、六合(あめつち)の内(うち)に照り徹(とお)らせり、と称えられ、皇孫(すめみま)・天津彦彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)を高天原からこの国に降されますときにあたって、尊の御位と地上の永遠を祝福して

豊葦原(とよあしはら)の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂国(みずほのくに)は、是れ吾が子孫(うみのこ)の王(きみ)たるべき地(くに)なり。宜しく爾(いまし)皇孫、就(ゆ)きて治(しら)せ。行矣(さきくませ)。宝祚(あまつひつぎ)のさかえまさんこと、まさに天壌(あめつち)と窮(きわま)りなかるべし。

と、お言葉を与えられました。また、天と地の続く限り、瑞穂の国が栄え行くために、皇大御神は高天原でご自身がおつくりになっている田の「稲の種」を手渡されました。米をつくるくらしが、この国の繁栄と平和をもたらすとお教えになられたのです。

 国の内に隈なく光が照り徹ると称えられる皇大御神の御神体は、八咫鏡(やたのかがみ)で、八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)と草薙剣(くさなぎのつるぎ)を加えて三種の神器(じんぎ)と呼ばれます。
 この御鏡を代々宮中で天皇ご自身がお祭りされていましたが、崇神(すじん)天皇の御代に皇居の外、大和の笠縫邑(かさぬいのむら)に神籬(ひもろぎ)を立ててお祭りすることになりました。神籬とは榊のような常緑樹で囲われた神聖なお祭りの場を意味します。そこでは、天皇にお代わりして、豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)が皇大御神をお祭りされていましたが、垂仁(すいにん)天皇の御代に至って、倭姫命(やまとひめのみこと)が新たに皇大御神をお祭り申し上げるにふさわしい地を求められることになりました。
 倭姫命は大和の国を始め伊賀、近江、美濃の諸国を巡られましたのち、伊勢の国の度会(わたらい)の地、宇治の五十鈴川の川上に到られ、皇大御神のお教えのままに「祠(やしろ)」をたててお祭り申し上げることになりました。祠は社とも書き、家(や)や屋(や)の代(しろ)という意味で、大きなお祭りに際してそのつど新たにたてられる建物のことです。
 神籬や祠のように臨時にたてられる建物が、神の宮(神の宮殿)、つまり神宮と呼ばれるほどに大きな規模になりましたのは、天武(てんむ)天皇から持統(じとう)天皇の御代にかけてのことです。20年に1度の大祭、神宮式年遷宮もこの時代に始まりました。
 内宮の宮域は、5,500ヘクタールの広さで、大別して神域と宮域林とに区分され、さらに宮域林を第一宮域林、第ニ宮域林に分けています。神域とは内宮のご社殿を中心とした付近およそ93ヘクタールの地域で、ご鎮座以来まったく斧を入れることのなかった禁伐林です。参道に立ち並ぶ鉾杉(ほこすぎ)は神域の森厳さを保ち、またモミ、マツ、ヒノキ、カシ、シイ、クス、サカキ、など繁り、暖帯北部の代表的な林相をなしています。第一宮域林は、神域の周辺並びに宇治橋付近、それに市内から遠望される地帯1,000ヘクタール余の地域で、大部分が天然林で、天然スギを主として、シイ、カシ、サカキ等の林をなし、神宮の風致上、大切な区域で、風致の改良、樹木の育生に必要な場合以外は、伐採(ばっさい)しないことになっています。第ニ宮域林は、第一宮域林以外の4.400ヘクタール余の区域で、五十鈴川水源の保持並びに宮域の風致の増進を目的とするとともに、ご造営用材の備林としてのヒノキの植樹が計画的に実施されています。 神宮では、斯界の権威者に委嘱して、神宮境内地保護委員会と神宮自然保護委員会が組織され、神宮の太古のままの大自然をそのままに守っていこうと努力しているのです。 【伊勢の神宮HPより】

正宮 :皇大神宮(内宮)
【内宮別宮】
・荒祭宮(あらまつりのみや)(式内社)
・月讀宮(つきよみのみや)(式内社)
・月讀荒御魂宮(つきよみあらみたまのみや)(式内社、月讀宮境内)
・伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)(式内社、月讀宮境内)
・伊佐奈弥宮(いざなみのみや)(式内社、月讀宮境内)
・瀧原宮(たきはらのみや)(式内社)
・瀧原竝宮(たきはらならびのみや(瀧原宮境内)
・伊雑宮(いざわのみや)(式内社)
・風日祈宮(かざひのみのみや)
・倭姫宮(やまとひめのみや)
【内宮摂社】
・朝熊神社(あさくまじんじゃ)
・朝熊御前神社(あさくまみまえじんじゃ)
・園相神社(そないじんじゃ) 2座
・鴨神社(かもじんじゃ) 2座
・田乃家神社(たのえじんじゃ)
・田乃家御前神社(たのえみまえじんじゃ)
・蚊野神社(かのじんじゃ)
・蚊野御前神社(かのみまえじんじゃ)
・湯田神社(ゆたじんじゃ) 2座
・大土御祖神社(おおつちみおやじんじゃ)
・国津御祖神社(くにつみおやじんじゃ)
・朽羅神社(くちらじんじゃ)
・宇治山田神社(うじようだじんじゃ)
・津長神社(つながじんじゃ)
・堅田神社(かただじんじゃ)
・大水神社(おおみずじんじゃ)
・江神社(えじんじゃ)
・神前神社(こうざきじんじゃ)
・粟皇子神社(あわみこじんじゃ)
・川原神社(かわらじんじゃ)
・久具都比賣神社(くぐつひめじんじゃ) 3座
・奈良波良神社(ならはらじんじゃ)
・棒原神社(すぎはらじんじゃ) 2座
・御船神社(みふねじんじゃ)
・坂手国生神社(さかてくなりじんじゃ)
・狭田国生神社(さたくなりじんじゃ)
・多岐原神社(たきはらじんじゃ)

白鷺と烏
手水舎
御手洗場 
 
五十川
 


一番最初に伊勢にてご挨拶させて頂いたのは御垣とご門だけで社殿がない≪ 瀧祭神 ≫ 【石神様・弥都波能売神様】

 
神楽殿
 

 

 

 

 

 

皇大神宮【天照大御神】
丁度隊員全員が正宮正面に整列したところから風がゆっくり御簾を持ち上げ始め、
二礼二拍手一拝して顔を上げたら静かに御簾が下りました

 

 

 

 

 

 

荒祭宮【天照坐皇大御神荒御魂】

 

 

 

 

 

 

 

風日祈宮【級長津彦命・級長戸辺命】
 
 

 

次は、おかげ横丁へGO!

0 件のコメント:

コメントを投稿