2013年8月13日火曜日

錬達叡々: 2013.8.7~8 神社おそうじ隊 諏訪見参! その2


『御頭御社宮司総社』

諏訪大社御祭神・建御名方神以前からの諏訪土着の神。
「ミサグジ・サングージン・オサモジン…」
「御左口・御社口・御射宮司…」
など、さまざまな呼称・表記がなされている。

その総本宮とされているのは、

「神長官(じんちょうかん)・守矢史料館」(守矢神長官家)。
この屋敷の、西南にあたるひときわ高い位置に祀られている上の写真の祠。

こちらが、その史料館。


守矢家は、古くから諏訪上社の神長官を務めてきた一族。
そのためこの資料館には、実に千六百点もの興味深い古文書の数々が収蔵されているという。
ちなみに、「神長(のちの神長官)」というのは、諏訪大社の筆頭神官のこと。

展示されているなかには、昔の「御頭祭」の供物の一部を復元したものもある。






「御贄柱」

そして、「諏訪七不思議」のひとつともいわれている(らしい)…

「耳裂鹿」

「そこには(十間廊)なんと鹿の頭が七十五、真名板の上に並べられていた。
 そのなかに、耳の裂けた鹿がある。 
 この鹿は神様が矛で獲ったものだという。…」

(『神長官 守矢史料館のしおり』より)

案内していただいた職員の方に、
「この矛で獲った神様はどなたでしょう?」
と質問してみたら…言葉を濁されてました(ボソッ)。

ちなみに、「十間廊(じっけんろう)」というのは前宮にある。

ここに、七十五頭もの鹿の頭を、真名板の上に並べていた…。



御食事処『やまさや』で昼食後、


「諏訪七石」のひとつ『小袋石』に。
茅野市の山中にあり、かつては諏訪湖の水面がここまであった…とも伝えられる。





周囲には、諏訪大社摂社である四つの祠。



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