2013年1月21日月曜日

錬達叡々 : 2013.1.12~13 近江ご当地隊・特別編『御神事』その2

2013-01-21 | 近江ご当地隊・2013
「近江」という国名は、「淡海(あわうみ)」からきたという説がある。
別名「湖国」ともいわれていたらしく、淡水湖である琵琶湖を中心とした国であったからであろう。

かつて、近江は大陸との交流のなかで重要な交通路であった。
大津という町名が、「大きな港」を意味することからも、それは伺える。



今回も、大津駅からのスタート。

まず向かった先は


『関蝉丸神社』

市内には三社あるそうだが、今回は逢阪一丁目国道一号沿いにある「上社」にご挨拶。
前回、副長が気になっていた神社でもあります。









蝉丸は、平安時代の琵琶の名手。
「これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関」という和歌で、知られている…らしい。


そして、今回是非とも食したい、として挙げていたモノを…。

『三井寺力餅本家』
にて、食すことに。
まずはチカラをつけねば…。



伝統というべきか、素材というべきか…やさしく、ホッとする味わい。
ちなみに、私は和菓子に目がないため、すぐに食べきった…。


そして、瀬戸の唐橋にある「数寄和・大津」までの道すがら、御縁をいただいた神社が二社。


『膳所(ぜぜ)神社』




奈良時代に創祀され、豊臣秀吉や徳川家康も神器を奉納したという社伝の残る神社。

そして、


『御霊神社』

大津市内には、三カ所の「御霊神社」が在るという。
祭神はすべて、弘文天皇(大友皇子)。

この日御縁いただいたのは、


おシリを蹴上げたポーズのお茶目な狛犬、大津市北大路に在る神社です。


どうやら、、この日は「御神事」の日であるらしく…

鳥居の近くの木々には、このように縄が渡してあったのです。

ここから、一同の興味(主に副長)は増し、社務所でお話を伺うと、すぐ近くでまさにいま祭祀の最中という。



そこは、細いながらも私道ではなく、一般道。
かつてはご神木に渡してあった縄も、現在はこのように。
しかし、連綿と伝承されてきたこの「御神事」は、数百年絶えることもなく続いているという。
そこにいる誰もがごく当たり前のこととして。

その当たり前が実は当たり前でない現実を、私の住まう都市圏では実感できる。
それゆえか、こうしたことに、心は動く…。


車で、唐橋を渡る。


そして、ほどなくA隊員の本拠地、『数寄和・大津』に到着。





「日本人の美しい感性を、次世代へ少しでも伝えていけないだろうかー」
その言葉、その信念…そこは、確かに感じられる空間。
潔いほどに、「白」、です。


ギャラリーを拝見しているうちに、A隊員がおそばを用意。
なんと、お母様の手作り。


これが…大変に美味しい。
一堂、みな「おお!」と歓声をあげるほどに。

こちらも、絶品。。
なんで、こう美味しいのだろう…。

ご両親にも一堂でご挨拶できました。
本当に、お世話になりました。
感謝しております。



そして、向かうは『数寄和・大津』から徒歩でも数分。
前回、時間の都合で参拝を諦めた…


『建部大社』



しかし、本当に素晴らしい環境ですね…。

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