2013年2月19日火曜日

錬達叡々: 2013.2.9~10 『神社おそうじ隊 見参! 常陸ご当地隊&磐座巡拝』その2

2013-02-19 | 神社おそうじ隊 常陸見参!
「神宮」。

「神宮」とは、ひらたくいえば、「天照大神(アマテラスオオミカミ)」や、天皇、皇族の霊を祀る社のことをいう。
(ちなみに、アマテラスオオミカミは天皇家の祖先神とされている)

この「神宮」と付く神域が「常陸」、そして隣接する「下総(しもふさ)」の一ノ宮にあたる。
ちなみに「下総」は、現在でいえば千葉県北東部、埼玉と東京の東部、そして茨城県の南西部までを含んでいた。

常陸一ノ宮・鹿島神宮
下総一ノ宮・香取神宮
この二社に、伊勢神宮を加え「日本三神宮」と呼ぶらしい。
だが、この二社の御祭神は、皇家直系ではない。

武神、である。

刀剣のモノを切り裂く音を神格化したともいわれる香取の「経津主神(フツヌシノカミ)」。
群雄割拠でもあった常陸ノ國、その一ノ宮には「武甕槌神(タケミカヅチノカミ)」。



『鹿島神宮』。




本宮(拝殿)。

奥宮。



深い森。
心身の喜びを、感じる。

その奥に

要石。

真ん中が窪んでいる。
「香取神宮」にも同様に「要石」があり、対になっているともいわれる。


誰が入っても同じ深さ、と伝わる「御手洗(みたらし)池」。


やっぱり、参道脇には「稲荷」。


ここ、「鹿島神宮」は、武に造詣が深い者にとっては、その意味での「聖地」でもある。
「御神刀」、入手。



続いて、

『息栖神社』へ。
この「息栖神社」を加え、「東国三社」とされる。
地図上で見ると、この三社の位置関係は三角形…。






「力石」。






そして、昼食。
次なる目的地、「香取神宮」への途中にある「丸光亭」に。
ボリュームたっぷり、元々割烹であったこともあり美味しい定食の数々。。


地元参加、S隊員とY隊員と同じテーブルでいろいろ地元情報を伺いつつ…
せっかく(?)なので、撮影。



そして、『香取神宮』へ。





見事な御神木。
今回、大変残念なことに社殿工事中。
しかたのないことなれど、あまりに残念で写真を撮影はせず…。
とはいえ、そのご神威はすばらしく…。


奥宮、要石へ。

こちらが「香取神宮」の「要石」。
「鹿島神宮」とはちょうど凸凹の関係にあるような。。。




「東国三社」すべてを巡拝。
「東国」とは、京の都から見たときに、そう呼ばれていた、ということだろう。
そう考えると、東北への玄関口としてこの地に武神を…ということだろう、か。

「常陸」、やっぱり奥深い。
この時点でもそう思っていたけれど…
実は、ここから更なる深みへと…。

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