奈良の鹿は、カミの使い(神鹿)。
その由来は、春日大社の主祭神である武甕槌命が本拠である鹿嶋より春日大社のある御蓋(みかさ)山に遷座した際に乗っていた白鹿が繁殖したもの、と伝えています。
朝早い時間であることもあり、人もまばらで、神鹿たちもどこか悠々としているように感じました。
『春日大社』。
この日は、祭典執行日以外には開かれている「朝拝(ちょうはい)」へ、参加しました。
「朝拝」というのは、御本社で「大祓詞」を唱え、お参りののち、若宮神社を始め各神社を順次参拝していくというもの。
遷都千三百年を記念し、一般参拝者も参加できるようになった、ということです。
東日本大震災後は、被災地復興と併せて奥吉野・熊野大水害における被災者救済と災害復興成就のため、この朝拝に合わせ大祓詞による「萬度祓」を厳修。
権禰宜・岡さんによる解説
そして、今回の特徴でもある、「古墳」参拝。
『赤坂天王山古墳』。
ここから中に…
このような石棺が…。
全長約15m、花崗岩の巨石を用いて構築されており、玄室部は長さ約6.5m、幅約3m、高さ約4.2mらしい。
6世紀後半の築造と推定されており、被葬者として崇峻天皇の名前が挙がっているそうです…。
この古墳に入らずして、横穴式古墳は語れない…と、いう声も…。
そして、次なる神社へ…と、その前に…
「そうめん処 森正」で、お昼を。
温かいにゅうめんを美味しくいただきました。
0 件のコメント:
コメントを投稿