2012年8月31日金曜日

錬達叡々: ご当地隊、近江見参!その2

2012.8.28~30 「神社おそうじ隊 見参! 近江ご当地隊」その2

2012-09-03 | 神社おそうじ隊・近江ご当地隊



日本列島を、ひとつの「カラダ」として捉えた時、A隊員の言にもあるように、琵琶湖のある近江ノ國は、いわば「おへそ」といえるでしょう。

「おへそ」は、実はカラダを考えるうえで大変に重要な処。

まず、誰もが母胎内にいる時、母からの栄養をいただく処である、ということ。
さらに、たとえば、中国医学の経絡経穴理論でいえば、「おへそ」は「神闕」という任脈上のツボにあたります。
「神闕」とは、「神の出入りする門」といわれ、古来この穴を用いるのは危急の際、つまり起死回生に用いる、といわれます(諸説あり)。
古い伝承的な手技療法などでも、内臓調整の一法として臍廻りを圧することもあり、実際的にも大切な処、なのですね。
また、ヨーガでいうチャクラ理論からいえば、「おへそ」の位置はマニプーラと呼ばれるチャクラの位置に相当しています。
身体中央の有名な7つのチャクラは、主に身体の神経叢という神経が網の目のように交錯している処と照応しています。
このチャクラは、さしずめ「太陽神経叢」と呼ばれる腹部全体のコアとなる神経叢と照応するといわれ、肉体的な健康や現実面でのバイタリティと深く関係するチャクラといわれています。


現在においても、
過去においても、
琵琶湖の果たしてきた役割というのは、近隣都市との関係性を考えると大変に重要なのではないでしょう、か。

何か(どこか)が栄えるには、それを根底で支える何か(どこか)が必ずあるということ。

そういう意味でも、「近江ノ國」はやはり「おへそ」、なのでしょう。



大津駅に全員集合し、一行まず向かった先は「長等神社」



新幹線車内にて、副長の直感による鶴の一声で参拝決定した神社でした。
しかし、そこはさすがというべきか…スサノオノミコト奉祀神社として実は全国的に有名であり、また三井寺一山(長等山)の守護神とされ、湖南の大社として厚く崇敬されてきたという…。








そして、古都・大津京ゆかりの神域、「近江神宮」





御祭神・天智天皇は、漏刻を設置し時刻制度を確立されたとされます。
こちらは、古代の火時計。



坂本へと向かい、まずは腹ごしらえ。
そのご当地ならではの「食」を、というのも『神社おそうじ隊』の大切なミッション。

「比叡山麓 坂本名物 本家鶴喜そば」を、A隊員の案内により食しました。



「えび天ざるそば」を頼みましたが、そばも天ぷらも実に美味しく…。
あ、「そばアイス」も絶品です。。。


そして、いよいよ「日吉大社」
全国に三千八百余社の分霊社がある、その総本社となります。
比叡山の麓に鎮座する山のカミサマとして、また都の表鬼門として知られています。


神仏習合の信仰を表すという、独特の「山王鳥居」。

魔除けの象徴、神猿(まさる)。写真が暗い…。

西本宮楼門。

本殿。御祭神は大己貴神。




今回は断念した、奥宮への入り口。

三宮宮遥拝所。

東本宮。大山咋神が御祭神。
こちらには約40のお社があり、すべてを総称して「日吉大神」というそうです。



「2メートルの狛犬を見たい」ということから、近江舞子の「八幡神社」へ。


御祭神は、応神天皇。


そして夕暮れも迫ってきたころ、ようやく見えました、琵琶湖に浮かぶこの鳥居。



近江最古の大社「白鬚神社」




御祭神は、猿田彦大神。







やっぱり神社は、ウラがおもしろい…(ボソッ)。


…というところで、一日目の巡拝ロードは終了。
高島市の「川魚の西友 本店」にて、ひつまむしを食し、本日の宿へと…。
そこでは副長のリーディングワールドが炸裂し、みなホットな気分で眠りへと…。

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