2012年8月30日木曜日

近江 : 大笹原神社

御祭神 : 速須佐之男命 稲田姫命 八王子命 宇多天皇 敦實親王 佐々木高綱公
配祀神 : 大己貴命 瓊々杵命 少彦名命 應神天皇 伊弉冉尊 天照大神 月夜見命 玉津姫命 菅原道真公
御神紋
七ッ割り平四ッ目及び五瓜木瓜
境内社(摂社・末社)
篠原神社(重文) 大地主神社 八幡神社 伊勢神社 長嶋神社
御由緒
創祀は明らかではないが、寛和二年に、越智諸実が社殿を再建するとともに社領を寄進したと伝える。のち鎌倉時代の康元元年には、篠原六郎光友が社殿の、修覆を行っている。以来中世を通じて当社は、佐々木氏の氏神として、社領の寄進、社殿の修造が何回なく行われ、他の武家の信仰も集めた。応永二十一年には、岩蔵城主馬渕氏が本殿を再建、吉備国から須佐之男命、稲田姫命の両祭神を勧請、本殿に祀り牛頭天王総社と呼び、明治初年に現在の社名に改まるまでこの社名で呼び慣わされた。江戸時代に入り、享保十二年には、正一位の神階が授与され、宇多天皇八百年祭にはときの領主市橋下総守から、文政年間の九百年祭は、同じく市橋伊豆守から、それぞれ当社に寄進があった。のち、明治四十一年の一千年祭には、佐々木伯爵から寄進を受けた。昭和三十三年には一千五十年祭を斎行、京都八坂神社、神社庁をはじめ、分霊社浜宮より献幣を受けた。建造物については、明治十八年郷社に加列して以後、本殿、境内社篠原神社本殿は、中世建築中意匠のすぐれた建物として、国の文化財に指定された。本殿は明治四十三年に特別保護建物に指定、昭和三年に解体修理、同三十六年には、本殿内の正和五年、応永、文亀、永正、寛文年中の棟札ともに国宝となる。一方、篠原神社本殿は、昭和六年に国宝指定、同二十五年には、重文指定をうけて現在に至っている。【滋賀県神社庁HPより】









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